▼資産運用立国
年金基金など資金の出し手と運用会社の改革を柱とする岸田文雄首相が掲げる金融分野の政策。
2023年4月の経済財政諮問会議で「2000兆円の家計金融資産を開放し、持続的成長に貢献する資産運用立国を実現する」と表明した。
2024年1月から新NISAが始まり、個人の金融資産が投資に向かう呼び水が与えられましたね。
ある程度金融の知識を勉強してきた者にとっては、「あぁ、これはいい制度ができた!」と喜べるのですが、これまで全く投資とは無縁だった人々にとっては、まだまだ手の届かない不可解なモノでしかありません。
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今年に入って投資初心者向けと銘打ったセミナーを3回担当させていただきましたが、「もっと早く聞きたかった!」とか「分かりやすかった」という感想がいただけました。
どんな話をしたか??少しご披露すると・・・
【伝えたいメッセージ】
「家計管理が大事だよ。適材適所で調味料(金融商品)を使い分けて味付けし、味わい(笑)深い人生を送ろう!」です。
【ゴール】→「経済的な自立」←これができなくちゃ意味がないのです。
そこに行くために、
①家計の実力を知って、収入<支出の場合は黒字体質への家計改善を実行する
②ライフプランを立て優先順位を確認
③期間と目標額を設定して、それが実現できるようにキャリアも磨きながら家計管理して頑張っていこう!
もちろんセミナーの中で、どんな金融商品を利用すればいいのかが分かるように、具体的に主な金融商品の特徴や、最も多い疑問「投機と投資」、資産運用(形成期と活用期)についても理解してもらえるようお話ししています。
★資産運用立国だとか言っても、一般生活者にとはピンとこないけれど、
インフレだということは肌身に感じているから、
このまま預貯金にお金を滞留させておいては実質的な価値が下がることは理解されています。
「何とかしなくちゃ」で「新NISA」という飛躍は無謀。
自分の家計にリンクさせて腹落ちしていなければ、行動には結びついていかないだろうし、仮に行動したとしても途中で怖くなって解約して成果を手にすることはできないからです。
これからも、腹落ちのお手伝いをしてまいります!!