YESfmで続き読み講談の話をした

祖父が二代目旭堂南陵、伯父が三代目南陵だったというご縁で、講談という話芸を聴いたことがなくても、小さい時から知っておりました。

   それだけの薄い関わりしかなかった私ですが、今は上方の続き読みと言われる長編講談をのこす活動をしています。「続き読み講談＊のこし隊」です。

　＜活動の柱は３つ＞

　１．軍談三部作を音源に録る

　２．続き読み講談を聴いて頂ける機会を提供する

　３．続き読み講談の魅力をお伝えするセミナーを開催する

　おかしなもので、やり始めるととても興味深く面白い。特に、かっこいい女性が登場する演目が好きで、想像力豊かに右脳が喜ぶのが解ります(笑)

　2014年から始めた上方講談の軍談三部作（←祖父二代目南陵の十八番）の音源収録は、5年過ぎて100時間余り撮り終えています。新しいものを撮るとCDに焼いてもらい、持ち帰って何度も何度も聴きなおしてミスがないかどうかのチェックをしてきました（←ほとんど夫の仕事）。

　その甲斐(笑)もあり、門前の小僧よろしく私も少しずつですが講談の中の武将がどんな人物か解ってきたところです。スピードが問われる仕事は多いけれど、じっくり内容を吟味する時間は時代に逆行していて「プレミアム」だと感じることもできるようになりました。

　もう走らなくていいい。
　ゆっくり、じっくり、辺りの景色を楽しみながら過ごしていける・・・こんなことを思いながら、本日は夫婦漫才(笑)みたいにおしゃべりしてきました。