ある金融機関でのやりとりです。
事務所を奈良に移転したのを機に、近くの金融機関に口座を作りに行きました。担当の若い行員さんは、親身になって口座開設までのサポートをしてくれました。
おそらく、どの金融機関でもする営業だと思いましたが、「保険」と「つみたてNISA」のパンフレットもそろえていました。
そして、キャッシュカードができるまでの間のお時間をいただき・・・という断りの後で、保険とNISAについての話が始まったのです。
まず、保険はどのような種類に加入しているか?という質問です。
私が、医療保険だけに加入していると告げると、それはどのような内容かと聞いてきたので、〇〇社の△保険だと答えると、
「医療保険に入っていても、給付金が受け取れるのは退院してからで、入院中は立て替え払いが続きます。その間の支払いができるように、入院したらすぐに給付金が受け取れる保険は優れモノだと思いますが、いかがでしょうか?」と。
さすがに黙っていたら悪いと思い、自分は社労士とCFP🄬で仕事をしてきたこと、そして、保険というのは、家計が困窮しないように予め準備しておくものだから、数万円の給付金を受け取れるかどうかで保険の良し悪しは判断しないと言いました。
「確かに、そうですよね。では、NISAはご存知ですよね!?利用されていますか?」と彼女。
恒久的な制度になることを強く希望するけれど、いい制度だと思っているので、今年の1月から積み立ては始めていると伝えました。
その後さらに20分~30分の間質問攻めにあいましたが、彼女の一生懸命なまなざしと、もっと学びたい!という姿勢が嬉しくて、いつもの調子で行員さん相手にぺちゃくちゃお話ししたのでした。
会話の後半は、一方的にこちらがレクチャーしている体でしたが、経験や知識が若い人のお役に立てることに幸せを感じながら、彼女の前途が豊かで充実した日々になりますように!と念じつつお店を出たのでした。